退院後の様子(24日目~)
退院後、24日目仕事中に息子からメールが届きました。
「友達と居酒屋にいく。自分は飲まないから。」
私は当然強く止めました。
「わかった。今から帰る」そう返事があり、その後帰宅した息子は妄想の中にいました。
21時頃に帰宅し、その夜は睡眠薬が効いてぐっすり眠ってくれました。
翌日はクリニックの受診日でした。
朝、「先生を信じてみようかな?話してみる」と言って息子は緊張しているようでした。
「自分は天使なので人を助けたい。自分ばかりが幸せになってはいけない。
母さん、僕天使だよね?悪魔じゃないよね?」
「あなたは優しいよ。小さな頃からずっと優しいよ。」私は答えました。
医師に伝えたこと
- 夜は21時位~朝5時位まで睡眠(夜中は起きません)
(数日、睡眠薬が効かずに2時間しか眠れない日がありました) - 起きたらじっと座っていることが難しい。
- 朝、泣いてしまうことが増えました。
「自分は優しくしているのどうしてわかってくれないのか?
こんなに優しくしているのに。誰もわかってくれない。」
(息子は妄想の中で今は人のために頑張る時だからと言って耐えています。) - 朝食のおかずを作ってくれる。
- 午前9時から温水プールへ行く。
泳いだり歩いたり、キッズのスイミングスクールの時間(夕方)には子供たちに癒されたり癒したりしているそうです。 - お昼12時前後帰宅して家で食事をします。
- 午後日によってランニング、散歩。落ち着いていることが難しそうです。
- 困った人を助けに行くと言ったり、見回りをすると言って落ち着きません。
- 冷たい人に接したりするとダメージが大きいのでひとりにさせるのはとても不安です。
- 泣いてしまったり、数回ですが戸をドンドンと叩く音が聞こえるといっておりました。
- 人の痛みをその人の代わりに受け取ってあげるのが今の役割だと言っています。
- 時に人に握手を求めたりしています。
- 時々、私が辛そうだと言って背中をさすってくれます。
「母さんどこにいる?帰ってきてほしい。」
私は仕事中も息子からのメールが気になり常に落ち着きません。
30分おきにメールをチェックする日が続いています。
いつもの様にラインを見ると「母さんどこにいる?帰ってきてほしい」と息子からメールが入っていました。
頭の中が真っ白になりました。
私は仕事を変えることに決めました。
今は一緒にいたいし当然入院はさせたくありません、
しかし生活の為働かなくてはいけません。
母子家庭なので私の収入が全てなのです。
すぐにでも仕事を開始する予定でいますが、ひとりにするのは心配です。
地域活動支援センターに行くのはまだ早いのでしょうか。
このままでは貯金が底をついてしまう。
自宅で昼食を済ませ、息子と私は地域活動支援センターへ見学に行ってきましたが、
そこは自宅から距離があるので息子は乗り気ではないようです。
明日の朝はどんな状態なのか毎日が不安です。
今は、落ち着いた状態で部屋にいます。
寝ているのかもしれません。退院後、妄想が始まってからちょうど今日で1週間です。
(優しさについて①)
息子はサッカーをやっていたのですが、友人からいじめられた記憶があり、中学二年の時に少しの期間ですが不登校になりました。
それでも笑顔を絶やさず過ごした息子は、数名の女の子から告白されていたようでした。
高校生になった5月からひとりの女性とのおつきあいを始めました。
彼女は息子の最高の理解者でした。
しかしその反面、息子と私はコミュニケーションがとれず、会話のない日々を送っていました。
(優しさについて②)
「好きで結婚したはずなのに、この人たちはなぜこんなにもけんかばかりするのだろう・・・。
いつもいつもそう思っていた。」
辛い過去を思い出して、息子は私に言いました。
そしてその度、私は息子に謝りました。
すると息子は「いいよ。責めるつもりはない。子供の頃から両親のけんかをまともに見てきた。
弟は横で眠っていた。でも自分は心配でいつも見ていた。本当に辛かった・・・。」

辛い時も自分を見失わずにいられたのはTCカラーセラピーや数秘&カラー®を学んでいたから…。
Umi(うみ)がいつも元気な理由を覗いてみませんか?