ぱっと読むためのもくじ
統合失調症の息子│相談員と繋がりたい
退院から1年と1ヶ月が過ぎたました。
私は平日のお休みが取れたので、息子と一緒に市役所の福祉課に行き、社会資源と繋がりたい。
ぜひ相談員の方を紹介してほしいとお願いしました。
息子は男性の相談員さんを希望しており、そう伝えていました。
以前、家族会の方から相談支援事業所に連絡してみるといいよとアドバイスを受け、
予約をした後、1度だけ私がひとりで相談に行ったのですが、息子はその気にならなかったようです。
今回は息子も前向きになっているし、一歩前進できる予感がしています。
統合失調症の息子│地域活動支援センター
地域活動支援センターは息子のような障害を持つ人が、社会復帰のための第一歩として、主治医の許可のもと通うことができる場所です。
家以外、どこにも行き場がない方の居場所のようなところでもあります。
私は統合失調症に関する本やネットで調べて、この「地域活動支援センター」について知りました。
実際、私は息子と一緒に自宅近くにある2か所の地域活動支援センターへ見学に行きました。
その1か所で楽しそうに卓球をしている様子を見て息子は興味を持った様子でしたが、
自宅からバイクで30分以上距離があったので行くことはありませんでした。
息子の場合、妄想の症状が強くでている時期も、自宅近くの温水プールに通い、そこで体力づくりをしている50代~70代の方と毎日のように会話をして心の安定を維持していました。
まさにそこが息子にとっての地域活動支援センターでしたし、そこで人の温かさに触れクスリ以上の人薬を実感しました。
息子にとっては、この温水プールは大切な居場所で地域活動支援センターの役割を担っていたと思います。
統合失調症の息子│友人
スロットはやらないと約束をしたのに、パチンコ店でスロットをやっている息子を発見しました。
スーパーマーケットに息子のバイクが置いてあるのを見つけ、買い物をしながら息子を探しましたが見つかりません。
もしやと思い道を挟んで隣りにあるパチンコ店の中を探すとそこに息子はいました。
もう嫌だ、一緒に住みたくない!私は本気で思いました。
日々の生活がギリギリの私にはどうしても息子の行動が許せません。
一緒に生きる事が苦しい。心の底からそう思いました。
そんな事があった数日後、息子は友達と遊びに行くと言います。
「どこにいくの?」と聞くと高校の頃の友人と麻雀をすると言います。
私は、「麻雀?それはちょっと違うんじゃない。」と強く伝えました。
「他に一緒に遊べる友達もいないし、俺は遊んじゃダメって事?」
息子はくってかかるような口ぶりで反論しました。
私は息子に適切な言葉をかけてあげられない、口論しても意味がない、そう判断して黙りました。
息子はバイクで友人宅に向かいました。
友人と出かける日が増えてきました
この頃の息子は平日も友人と出かけているようです。
人との関わりがあるのは喜んでいいこと、
夜も眠れているようだし、季節の変わり目に見られる不安定さも感じないのだから。
考え方を変えるだけで、私も息子も楽になれるなら・・・
私はそう思うことにしました。
統合失調症の息子│障害者就労移行支援事業所
退院から1年と3ヶ月が過ぎました。
障害者就労移行支援事業所に通いたいという息子の意志のもと、
第1希望の施設の実習を決めの5日間の実習を終えました。
他の施設の実習も望んでいましたが、そこは見学だけで済ませ、来月に担当者と面談の予定があります。
そんなある日、朝食時、足の親指(右か左か忘れました)に力が入らないと息子は言いました。
足の指を上から抑えてみても力が入っていないのが明確でとても心配をしましたが、
次のクリニックの受診日まで少し様子をみることにしました。
足の指の症状は改善しましたが、やはり心配なのでCTまたはMRIなどの検査を希望したいと私は思っていましたが、息子は良くなったから大丈夫だと言ってクリニックのN先生には報告だけで済ませたようです。
就労移行支援事業所で4者面談を行う
退院後1年半がたった日、息子は市役所に向かいました。
就労移行支援事業所に通う事を決め市役所で4者面談があるということでした。
退院後1年と7ヶ月目から息子は就労移行支援事業所に通うことを決めました。
辛い時も自分を見失わずにいられたのはTCカラーセラピーや数秘&カラー®を学んでいたから…。
Umi(うみ)がいつも元気な理由を覗いてみませんか?