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「ツナグ」たった1人と1度だけ!死者との再会を叶えられるなら…

「ツナグ」という映画を見て思ったことは
たった1人と1度だけ!死者との再会を叶えられるなら
わたしは誰かとの再会を依頼するだろうか?ということです。

人は必ず死にます。
しかし死んだ後の世界は誰も知りません。

たった1人と1度だけ!死者との再会を叶えられるなら…

あなたには会いたい人がいますか?

そして会えるとしたらどんな話をしたいですか?

会って話をしたい人はいるけれど…

会わないでいた方がいい場合もありそうです…

作品情報│「ツナグ」たった一人と一度だけ!死者との再会

ツナグは2012年に映画化されました。
「ツナグ」は死者とその縁ある人を1度だけ対面させる仲介人です。

「ツナグ」はまだ高校生の少年、歩美。
祖母のアイ子から引き継ぐための見習い中です。

ストーリーの中で「ツナグ」は3名からの依頼を受けます。

1人目は母の死をめぐって家族(息子)との間に溝ができてしまった男性。

2人目は死んでしまった親友に会って確かめたいことがある女子高生。

3人目は結婚の約束をしたまま失踪した女性を探す男性です。

歩美は見習いとして「ツナグ」の仕事をしていきますが、見習いから正式に「ツナグ」を継承する際に自分の父母の死についての秘密を祖母アイ子から聞きます。

「ツナグ」は直木賞作家、辻村深月さんの小説を映画化した作品です。

主人公は松坂桃李さん、祖母役に樹木希林さんが演じています。

「ツナグ」お薦めの理由①女子高生(嵐)の葛藤の描写が素晴らしい!

自分(嵐)が原因で死んでしまったかもしれない親友、御園(みその)に会って確かめたいことがある女子高生、嵐(あらし)。

親友の死への葛藤が激しく描写されていて心が揺さぶられます。

2人はツナグを通じて会う事ができたのに、素直な気持ちを伝え合うことができません。

そして、御園が歩美に託した言葉

『道は凍ってなかったよ』には号泣してしまいました。

このストーリーは複雑でしたが、

他人との関係性は些細な勘違いからくる誤解だったり、

自分は思いやりを持って接しているつもりが実は通じてなかったり、

相手との思いが嚙み合わずに思いがけず辛い結果になってしまうことが、

意外に多くある事を上手に描写しています。

こんな筈ではなかった!!

まさか、自分が原因でこんな事になってしまうなんて…。

まさか、自分が原因で亡くなってしまうなんて…。

このような辛い経験する人は思った以上にいるのではないかと思いました。

「ツナグ」お薦めの理由②「この世の最上のわざ」が素晴らしい!

楽しい心で年をとり、

働きたいけれども休み、

しゃべりたいけれども黙り、

失望しそうなときに希望し、

従順に、平静に、おのれの十字架をになう。

若者が元気いっぱいで神の道を歩むのを見ても、ねたまず、

人のために働くよりも、謙虚に人の世話になり、

弱って、もはや人のために役たたずとも、親切で柔和であること。

老いの重荷は神の賜物。

古びた心に、これで最後のみがきをかける。

まことのふるさとへ行くために。

『人生の秋に』 ヘルマン・ホイヴェルス著

まとめ│泣けるだけでなく考えさせられるストーリー

・母の死をめぐって家族(息子)との間に溝ができてしまった男性と優しい母の親子愛のストーリー。

・女子高生、嵐と御園のふたりの女の友情と裏切りのストーリー。

・婚約者を探し続けた男性と秘密を抱えたまま亡くなった婚約者のストーリー。

3人の依頼者によって親子愛、友情、恋愛のストーリーが展開しておりどれも考えさせられました。


「目に見えてるものだけが真実とは限らない。そんなときは心で見るんだ」

そんな名言もエッセンスです。


ABOUT ME
うみ
プロフィール 2019年1月に統合失調症を発症した息子とふたり暮らしながら障害者支援員の仕事をしております、 うみと申します。 就労移行支援員として1年半ほど利用者さんやご家族のサポートをしながらジョブコーチ養成研修も修了しました。 就労移行支援員と兼任して利用者さんの定着支援(企業に働き続ける支援)もしてきました。 現在は障害者支援の2つの仕事を兼任しております。 ~母親目線のメッセージ~ 2022年2月現在息子の症状は安定しています。 先の見えない不安、行動したくてもできない現状、 行政に相談したくてもその一歩が踏みだせない。 そんなあなたに今よりホッとして生きてほしいと思いブログを綴っていきます。 うみさんちにぜひ遊びにいらして下さい。 元気になる話をいっぱいご用意してお待ちしております。