統合失調症の息子(30の日記記事)

03統合失調症の息子│任意入院

妄想から突然の入院

息子にいったい何が起こったのか。
面会に行くと、真っすぐ歩けないほどふらふらな日と、
病棟内のフリースペースを手を合わせてぐるぐると歩いている日がありました。

短時間許される面談の時の様子は、
「母さんといると気持ちが悪くなる」と言って拒絶し2分程しか話さず病棟に戻る日と、
「Ⅾにお金を借りたことが気になっている。
あと洋服を買ったが支払いができないので、キャンセルしたい。
お金がある時に注文したものだが、その金額は5万円程で今は支払えないので。」
などと落ち着いて話す日がありました。

息子の入院は5日間でした。

そして退院も突然の事でした。

担当医は退院の2日前に、
「まだ息子さんとしっかり話をしていない」と言っていたのに、
翌日、私が面会に行くと、
「さっき息子さんと話をしましたが本人はしっかりしており大丈夫そうなので今日退院しますか?
女の子に近づくし、看護婦の手を触ったり。
女の子にも家族がおりますし。まあそうなったら鍵をかければいいのか。」と言いました。
・・・・・
私は体が震えるほど驚きました。

「女の子に近づく?鍵をかける?いきなり退院?」

その後、妄想の症状が残っている息子の話で入院中の行動は理解しました。

息子は、自分の中に優しさを与える天使と、悪魔がいて、
普段の自分は人を癒すのが宿命で全員に優しくしたかったので、
病棟の人の話を聞いてあげたり、男女問わず抱きしめてあげたり握手をしたりしたとの事でした。

退院させて私が一緒にいよう。
私は強い不安の中、息子とふたり入院先の病院を後にしました。

04統合失調症の息子│退院 退院後の様子(退院から23日間) 退院後の23日間は妄想がないように見えました。退院日は落ち着きがなくリビングをぐるぐると回って...
ABOUT ME
うみ
プロフィール 2019年1月に統合失調症を発症した息子とふたり暮らしながら障害者支援員の仕事をしております、 うみと申します。 就労移行支援員として1年半ほど利用者さんやご家族のサポートをしながらジョブコーチ養成研修も修了しました。 就労移行支援員と兼任して利用者さんの定着支援(企業に働き続ける支援)もしてきました。 現在は障害者支援の2つの仕事を兼任しております。 ~母親目線のメッセージ~ 2021年6月現在息子の症状は安定しています。 先の見えない不安、行動したくてもできない現状、 行政に相談したくてもその一歩が踏みだせない。 そんなあなたに今よりホッとして生きてほしいと思いブログを綴っていきます。 うみさんちにぜひ遊びにいらして下さい。 元気になる話をいっぱいご用意してお待ちしております。