障害者支援員の仕事で得た知識

障害者支援員に向いている人って?あると良い知識と資格は?現役支援員が解説!

障害者支援員の仕事に興味がある人も一定数はいるのではないでしょうか。

わたしのTwitterを見つけてフォローしてくれたAさんとBさんも障害者支援員に転職しようと考え悩んでいるようなので、ふたりの質問に答えながらわたしなりに障害者支援員に向いている人と、あると良い知識、そしてあると良い資格について記事にしようと思います。

結論から言ってしまうと、支援員に向いている人は、世話好きで精神的・肉体的にタフな人です。

あると良い資格は精神保健福祉士の資格です。

【精神保健福祉士】を取得できる通信制大学の講座はこちら[資料請求無料]

↑から講座資料を取り寄せてください。

あると良い知識については本文で詳しく解説していきますね。

障害者支援員に向いている人は?

  • ①タフである人(強い精神力で多少のことではへこたれない人)
  • ②ひたすら話を聞いてあげることが出来る人(傾聴)
  • ③正しさを伝えるのではなく、優しさで答えられる人
  • ④冷静な目で物事や人を観察できる人
  • ⑤切り替えが早い人

①タフである人(強い精神力で多少のことではへこたれない人)

障害を持った方の中には、独り言が多い、大きな声を出す、死にたいと言う、しつこく質問する方もいます。
また、生活介護のサービスでは、入浴・排泄・食事などの際の身体介助を行います。
利用者さんの態度に一喜一憂しない精神的・肉体的にタフな人が向いていると言えます。

②ひたすら話を聞いてあげることが出来る人(傾聴)

利用者さんはいつも自分だけ見てほしい、自分だけ特別でありたいと考えます。

世話好きで話を聞いてくれる職員を選んで利用者さんは相談をします。

きちんと話を聞いてもらっているといった安心感が伝わるのだと思います。

③正しさを伝えるのではなく優しさで答えられる人

明らかに職員である自分の考え方が合理的で的確であっても利用者さんの考え方を理解する姿勢が大切です。

正しさを伝えるのではなく、優しさで答えるといったイメージです。

④冷静な目で物事や人を観察できる人

朝は調子が良かったのに、昼には体調を崩すこともよくあります。

自分の不調を正しく伝えられる方ばかりではありません。

いつもと違う表情だったり、変な体の動きがないか等の観察をすることが大切になります。

⑤切り替えが早い人

利用者さんが何気なく言った言葉を気にしたり、自分には相談してくれないと悩む職員がいます。

自分にも話しやすい人がいるように、利用者さんにも相談しやすい人や好きな職員はいるのです。

さっと切り替えて、では自分には何ができるか?等の考え方ができる人は継続して支援員として働き続けていくことが出来るでしょう。

障害者支援員になりたいけれど不安な理由

Q&A
障害者支援員の給与は良いですか?

家族に合わせて週末は休みたいのですが休みは取れますか?



世間で言われている通り障害者支援員の給与は決して良いとは言えません。

資格(社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士)を持っていたり、大手の法人や会社が経営の母体であれば福利厚生や昇給、賞与も安定している可能性はあります。

例えば障害者グループホームで勤務する場合、毎週、週末にお休みすることは難しいかもしれません。
早番、日勤、宿直のシフト交代制の勤務がある施設が多い傾向です。

就労継続支援A型事業所や、就労継続支援B型事業所、就労移行支援事業所等は週末休みも期待できるでしょう。

障害者施設といっても様々です。
上記の内容が不安で迷っている方は面接時に施設に確認すると良いでしょう。

障害者支援員としてあると良い知識

Q&A
私の街では障害者支援の研修がないようです。
うみさんが受けた研修を教えてください。


私の受けた研修について箇条書きしていきますね。
たくさんの研修を受けているので大きなものを中心に書いていきます。

ジョブコーチ養成研修

ジョブコーチ養成研修

障害のある方の職場適応と職場定着をサポートするための専門的知識と技能を学ぶジョブコーチ養成研修
※厚生労働省 職場適応援助者(ジョブコーチ)支援事業について

精神保健福祉業務基礎研修

精神保健福祉業務基礎研修

  • 精神障害者の理解と対応
  • 面接技法【講義・演習】
  • 精神障害者への支援と関わり方
  • 体験と相談支援事業所の活動報告
  • グループワーク

精神障害者支援の障害特性と支援技法を学ぶ研修

精神障害者支援の障害特性と支援技法を学ぶ研修

精神障害者の特性に応じた適切な支援が行われるように、障害福祉分野と介護分野の双方に精神障害者の特性に応じた支援が提供できる従事者を要請するための研修

ゲートキーパー研修

ゲートキーパー研修

ゲートキーパーとは悩んでいる人に気付き、声をかけ、話を聴いて必要な支援に繋げ見守る人のことです。
ゲートキーパーは、我が国のみならず海外でも、自殺対策の分野でも広く使用されている用語、概念であって、WHO(世界保健機関)を始め多くの国々で使用され、その養成プログラムが実施されています。

  • 自殺の危険因子と防備因子について
  • 聴くためのポイント
  • 聴き方の具体的な行動
  • 相手が振り向く言葉、去っていく言葉
  • ゲートキーパーの心得

※厚生労働省 命を守る「ゲートキーパー」とは?

支援力向上のためのアセスメント研修

支援力向上のためのアセスメント研修

アセスメントの重要性を学び、アセスメントスキルを向上させることにより、より正確な見立てに基づいた利用者本位の生きた個別支援計画を作成できるようにする。

アセスメント研修

アセスメント研修

児童精神科領域から学ぶアセスメント
事例に基づくグループワーク

働きたい障害者を支えるテレワーク

働きたい障害者を支えるテレワーク

  • テレワークで障害者の通勤問題と精神障害者の職場適応問題を解決
  • 利用方法について

就業支援基礎研修

就業支援基礎研修

  • 就労支援機関の役割と連携
  • 企業における障害者雇用の状況
  • 就労支援に関する諸制度
  • ケーススタディ・意見交換
  • 就業支援のプロセスⅠ・Ⅱ
  • 障害特性と職業的課題
  • 身体障害・高次機能障害のある方への支援

統合失調症の回復支援の基本的考え方と実践

統合失調症の回復支援の基本的考え方と実践

  • 統合失調症理解
  • 統合失調症の急性期と慢性期
  • 良い経過を得るためのポイント
  • 回復に向けた具体的支援
  • 家族に理解してほしいこと
  • おわりに

成年後見制度とは?「親なきあと」のお金の管理に使える制度と仕組み

成年後見制度とは?「親なきあと」のお金の管理に使える制度と仕組み

認知症、知的障害、精神障害などの理由で判断能力の不十分な方々は、財産管理(不動産や預貯金などの管理、遺産分割協議などの相続手続など)や身上保護(介護・福祉サービスの利用契約や施設入所・入院の契約締結、履行状況の確認など)などの法律行為をひとりで行うのが難しい場合があります。また、自分に不利益な契約であることがよくわからないままに契約を結んでしまい、悪質商法の被害にあうおそれもあります。このような判断能力の不十分な方々を法的に保護し、支援するのが成年後見制度です。
成年後見制度には、法定後見制度の他、任意後見制度があります。
※厚生労働省 成年後見制度とは

チェックポイント

10の研修を箇条書きにしました。

研修はどれもとても為になるものでした。

しかし、実際に現場で困ったり悩んだりして知識や技術はついてくる気がしています。

知識や技術は現場で磨かれるという感じです。

障害者支援員としてあると良い資格

生活支援員と職業指導員はその気があれば無資格でもなれます。

生活支援員は生活上のサポートを行い、職業指導員は就業において必要な指導をすると分けられています。

しかし施設にいると、それは肩書きであることがわかります。

支援員は生活支援員職業指導員関係なく、利用者さんの健康や生活上の悩み、様々な問題、そして一般就労に向けて利用者さんひとりひとりに必要な技術の習得や強みの強化、そして弱みに対しては短期目標、長期目標を掲げて支援していきます。

高卒から精神保健福祉士の受験資格を得るためには?

Q&A
私の住む街の支援員の求人は、資格(社会福祉士・精神保健福祉士・保育士)が必要な求人が多く、私は大卒でないので今から資格が取れないので、うみさんはどうやって支援員になられたのかな?と思いました。

無資格であっても就ける職種はあります。
しかしわたしも精神保健福祉士の資格取得を検討中です。

高卒から精神保健福祉士の資格を得るまでの資格取得ルート図

高卒から精神保健福祉士の受験資格を得るには以下のふたつの方法があります。

  • 厚生労働省の指定する施設において、相談援助実務を4年以上行なった後に、一般養成施設で1年以上学ぶこと
  • 4年制の保健福祉大学に進学して、在学中に精神保健福祉士に必要な専門知識「指定科目」を履修すれば、卒業と同時に国家試験の受験資格が得られます。

①と②については下記で詳しく説明いたします。

引用元:財団法人社会福祉振興・試験センター

高卒から精神保健福祉士の受験資格を得る方法①

高卒から精神保健福祉士の受験資格を得るには、厚生労働省の指定する施設において、相談援助実務を4年以上行なった後に、一般養成施設で1年以上学ぶことが必要です。

ここでいう指定施設を調べましたが、公益財団法人社会福祉振興・試験センター精神保健福祉士受験資格相談援助業務(実務経験)に相談援助業務の範囲を掲載していました。
↑クリックしてご覧ください。

まずは、これらの施設に就職し、実務経験を積んだ後に、精神保健福祉士の一般養成施設に入学します。

通学では1年通信だと1年半から1年7ヶ月でカリキュラムが終了するようです。

上記のように養成施設において所定の単位を修得して卒業すると、精神保健福祉士国家試験の受験資格が得られます

施設で仕事を始めてからざっと5年半程かかる計算になります。

高卒から精神保健福祉士の受験資格を得る方法②

高卒から精神保健福祉士の受験資格を得るために4年制の保健福祉大学に進学した場合、在学中に精神保健福祉士に必要な専門知識を学べる「指定科目」を履修すれば、卒業と同時に国家試験の受験資格が得られます。

しかし今さら、お金をかけて大学に通学するとなると悩んでしまうのではないでしょうか。

例えば、通信課程や夜間課程のコースがある福祉系大学を検討してみることはいかがでしょうか。

学費を抑えることができるし、仕事との両立も可能です。

チェックポイント

精神保健福祉士(PSW)になるには、さまざまなルートがありますが、どのルートも最終的には国家試験の合格が必要です。

精神保健福祉士の講座選びにおススメ!

BrushUP学び

全国の通学・通信講座情報を67,000以上掲載中

BrushUP学びの講座では、
高卒でも受講できる講座が多数あります。

①の厚生労働省の指定する施設において、相談援助実務を4年以上行なった後に、一般養成課程で1年以上学ぶ場合の専門学校(通信)資料請求ができます


②の4年制の保健福祉大学に通信で進学する場合おススメの大学の資料請求もできます。

気になるようでしたらぜひ無料でまとめて資料請求して比べてみてくださいね。

【精神保健福祉士】を取得できる通信制大学の講座はこちら[資料請求無料]

↑から資料を取り寄せてください。

障害者支援員にあると良い知識と資格は?まとめ

障害者支援をしていく上であると良い知識、そしてあるといい資格について記事にしました。

わたしは、この仕事が好きです。

利用者さんに教えてもらうこともたくさんありますし、利用者さんに対してすごいな!こんな考え方をするんだ!と感心することもたくさんあります。

そして気が付くとわたしはわたしの持つ力の100%で利用者さんに向き合っています。

体力勝負なところも多いのでどこまで頑張れるかわかりませんが、わたしの生きている意味にも通ずるのでこの仕事は今後ずっと続けていくつもりでいます。

あなたも挑戦してみたらいかがでしょうか?

資格なしで飛び込むか、資格取得後に力を発揮するのか?

一緒にやりましょう。待っています。

ABOUT ME
うみ
プロフィール 2019年1月に統合失調症を発症した息子とふたり暮らしながら障害者支援員の仕事をしております、 うみと申します。 就労移行支援員として1年半ほど利用者さんやご家族のサポートをしながらジョブコーチ養成研修も修了しました。 就労移行支援員と兼任して利用者さんの定着支援(企業に働き続ける支援)もしてきました。 現在は障害者支援の2つの仕事を兼任しております。 ~母親目線のメッセージ~ 2021年6月現在息子の症状は安定しています。 先の見えない不安、行動したくてもできない現状、 行政に相談したくてもその一歩が踏みだせない。 そんなあなたに今よりホッとして生きてほしいと思いブログを綴っていきます。 うみさんちにぜひ遊びにいらして下さい。 元気になる話をいっぱいご用意してお待ちしております。