障害者支援員の仕事で得た知識

障害者施設で働く心構えと責任│利用者さんとの距離感

わたしは障害者グループホームで世話人をしております。
このところ利用者さんとの距離感でグループホームの職員たちがもめています

利用者さんとの距離感について施設内で統一方針があればこんなにもめることもないのでしょう。

しかしここはグループホームなので家族の様なアットホームな関係性を作りたい職員がいたり、指導的な立場で一定の距離を保った関係性を作りたい職員がいたりと色々なタイプの職員がいた方が利用者さんにとっては職員を使い分けることができていいのかもしれない・・・。

そんなみんな違ってみんないい的な考え方をしていたわたしは少し考え方を改めることを余儀なくされました。

この記事は障害者支援員のわたしの持論に基づいて記していきます。

この記事では障害者支援施設で働く心構えと責任についてがわかります。

就労継続支援B型事業所の場合│職員と利用者さんの距離感

例えば、就労継続支援B型事業所は、利用者さんの居場所や日中活動の場を提供することを目的としているため

居心地の良さを大切に、利用者さんとの距離を近くすることが求められると思います。

ただし、人とコミュニケーションをとる場合、ここまでだったら近寄られても大丈夫だけど、ある一定の距離以上に近づかれると不快だなと感じてしまうことがありますよね。

お互いに心地よいなと思える距離感を保つことがコミュニケーションの重要なポイントだとわたしは考えます。

就労継続支援A型事業所│就労移行支援事業所│職員と利用者さんの距離感

就労継続支援A型事業所や就労移行支援事業所は指導的な立場で利用者さんとは一定の距離を保った関係性で接することが望ましいと考えます。

就労継続支援A型事業所では雇用契約を結んだ上で働くことになるため、最低賃金額以上の給料が保障されています。

そして、就労継続支援A型事業所では就労移行支援事業所を利用している方と同様に、一般就労に向けて希望を持って通所している利用者さんが多くいらっしゃいます。

だから企業に就職してから苦労をしないようにビジネスマナーを学ぶ支援もしています。

利用者さんとの距離が近すぎたりアットホームな雰囲気ではなかなか伝えにくいことも多くあると考えます。

障害者グループホームの場合│利用者さんとの距離感

では障害者グループホームの場合の利用者さんとの距離感はどうなのでしょうか。

職員は個性的であっていいとわたしは考えます。

冒頭でも書きましたが、グループホームは家族の様なアットホームな関係性を作りたい職員がいたり、指導的な立場で一定の距離を保った関係性を作りたい職員がいたりと色々なタイプの職員がいた方が利用者さんにとっては職員を使い分けることができていいのかもしれないと思います。

しかし、わたしたち職員は独自の個性を活かしつつも施設内で決めた統一方針で利用者さんに対応する必要があります。

また、支援員だからと言ってどの利用者さんとも同じ距離感をもって関わる必要はありません。
誰でも自分に合う人と合わない人がいます。

仕事だからと考え使命感で無理に苦手な利用者さんと付き合おうとする支援員がいますが、利用者さんにとって支援員の存在がストレスであってはいけません。

嫌われているのに好かれようと頑張る必要はないでしょう。

ちょうどピッタリの相談内容ををYahoo!Japan知恵袋の記事で見つけたので引用します。

引用元:Yahoo!Japan知恵袋

施設には一定数の利用者さんがいます。
自分を必要としている利用者さんもいるはずですし、うっとおしいと感じている利用者さんもいるはずです。

どうしても自分を嫌っている利用者さんのことが気になるのなら直接的に関わる支援にばかり気を取られていないでこの方にできる間接的な支援について考えればいいのではないかと思います。

例えば、グループホームならグループホーム内の清掃や、グループホームで食事を提供しているのならバランスの取れた美味しい料理を作ることなどがあげられます。

グループホームの職員に利用者さんが近づきすぎてしまった時の対応

冒頭で書いた利用者さんとの距離感でグループホームの職員たちがもめている件ですが、今回は職員Aに利用者Bさんが親しみをもって近づきすぎてしまい、その件について周りの利用者さんが不信感を抱き、ことはおおごとになりました。

職員Aが毅然とした対応ができていれば良かったのですが、対応が悪かったことが原因になります。

ひとりの職員の対応が周りの職員や利用者さんに大きな影響をもたらします。

職員によって言うことが違うと言われた時の対応

また、多くの利用者さんは「職員Cは〇〇していいといった」

「職員Dはあの利用者にはいいといったのに私にはダメだという」など職員の言葉に一喜一憂します。

わたしたち職員は独自の個性を活かしつつも施設内で決めた統一方針で利用者さんに対応する必要があります。

すべてを揃える必要はありませんが、施設内で決められたルールは職員全員が守るべきです。

個性を活かしつつも施設内のルールは守る│まとめ

当たり前のことでしょう?と思われた方もいらっしゃると思います。

しかし、実際はなかなか守れないのがこのルールです。

利用者さんからよく思われたいと考える職員もいます。

強く言ったら嫌われると真面目に話す職員もいます。

自覚を持ち障害者支援施設で働く心構えと責任をいま一度考える必要がありそうです。

ABOUT ME
うみ
プロフィール 2019年1月に統合失調症を発症した息子とふたり暮らしながら障害者支援員の仕事をしております、 うみと申します。 就労移行支援員として1年半ほど利用者さんやご家族のサポートをしながらジョブコーチ養成研修も修了しました。 就労移行支援員と兼任して利用者さんの定着支援(企業に働き続ける支援)もしてきました。 現在は障害者支援の2つの仕事を兼任しております。 ~母親目線のメッセージ~ 2021年6月現在息子の症状は安定しています。 先の見えない不安、行動したくてもできない現状、 行政に相談したくてもその一歩が踏みだせない。 そんなあなたに今よりホッとして生きてほしいと思いブログを綴っていきます。 うみさんちにぜひ遊びにいらして下さい。 元気になる話をいっぱいご用意してお待ちしております。