息子との生活(寛解へ一歩一歩)

障害者は健常者と恋愛できないの?【データと体験談】

人から必要とされたい・・・愛されたい。

でも障害があるわたしは恋愛はできないのかな?

この記事では障害があっても意中の相手と交際している息子の実体験と幸せをつかんだ理由がわかります。

また、障がい者総合研究所の障がい者の恋愛に関する意識調査のデータと照らし合わせながら、息子が彼女とお付き合いをするうえで大切にしていることを記していきます。

交際相手に障がいはありますか?調査データによる回答について

引用元:株式会社ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所調べ

調査データでは交際相手に障害がない方が半数以上になります。

データでみるとわかりやすさがありますね。

障害者は健常者と恋愛できないの?息子の場合は・・・

2021年の5月で息子は27歳になりました。

統合失調症を患っている息子は現在、健常者の同じ年齢の女性とお付き合いをしています。

お付き合いを始めてからおよそ8ヶ月が経っており、現在も仲良くしています。

体調が安定している平日には夕食後にドライブに行っています。
彼女が自宅まで迎えに来てくれ、運転もしてくれています。

息子の病気発症は24歳の時なので、それ以前に運転免許証は取得しており更新もしていますが、車は持っておらず運転する機会は少ないのが現状です。

時々わたしの車を運転しますが、運転は上手です。

毎週、金曜日には彼女と一緒に夕食を食べて彼女の住むアパートに外泊します。

金曜、土曜と2泊することがほとんどです。

うみ

障害者でも健常者の方とお付き合いはできます。

交際開始時に障がいは発症していたのか?調査データによる回答について

引用元:株式会社ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所調べ

交際開始時における障がいの有無を質問しました。その結果、「先天性の障がいがあり、交際をする前から障がいがあった」、「障がいを受傷・発症した後、もしくは診断がついた後に交際をはじめた」の合計は47%となり、約半数が「障がいのある状態」で交際を開始していることがわかりました。障がい別では身体障がい者は精神障がい者の約1.6倍、「障がいのある状態」で交際をはじめていることがわかりました。

引用元:株式会社ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所調べ

息子の場合は?│交際開始時に障がいは発症していたの?

息子に交際相手がいることを知ったのは2021年の1月です。

統合失調症の症状が出て入院しその退院後からちょうど2年が過ぎた冬の事です。

当初、息子の外泊が増え「どこに泊まっているの?」と聞いても「言ってもわからないでしょ」とはぐらかされていました。

母親の直感で、「もしかして彼女ができたの?」と聞くと、

うん、そうだよ。同じ年だよ。」息子は意外とあっさりと認めました。

交際相手と出逢うために行動した具体的な内容│調査データによる回答について


引用元:株式会社ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所調べ

交際相手と出逢うために行動した具体的な内容を、交際を望んでいる方に聞きました。その結果、「学校や職場などで出会いを求めた」が44%、「一般の婚活・恋活サービスを利用した(結婚相談所、SNSなどのWEBサービス、イベントなど)」が37%となりました。障がい別で比較すると、身体障がい者では、「友人・知人から紹介してもらった」の割合が30%と、精神障がい者に比べて、1.3倍多く、精神障がい者では「一般の婚活・恋活サービスを利用した(結婚相談所、SNSなどのWEBサービス、イベントなど)」の割合が身体障がい者に比べて、1.3倍多い結果となりました。

一方、交際を望んでいない方に交際相手を欲しいと思わない理由を聞きました。その結果、上位1位、2位は「恋愛が面倒」が37%、「交際するのがこわい」が36%となりました。障がい別で比較すると、「恋愛が面倒」と回答した精神障がい者が身体障がい者に比べて約2.5倍高く、「交際がこわい」と回答した精神障がい者は約1.4倍高い結果となりました。

引用元:株式会社ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所調べ

息子の場合は?│交際相手と出逢うために行動した具体的な内容について

息子は病気を発症する前からとてもおしゃれな人です。

病気を発症する前は瘦せていましたが発症後太ってしまったことを気にして、なんとか改善しようとしていました。

退院後の数ヶ月は妄想が強い症状が続きましたが、自室では毎日腹筋をしていました。

「今日は〇回腹筋をした」といつもわたしに報告をしていました。

退院後1ヶ月目から温水プールにも通っていました。

息子は多い日は午前、午後ともに温水プールで過ごしました。

この温水プールは退院後の息子の居場所でもあり、彼女との出会いの場でもあります。

彼女といつ出会ったのかはわかりません。

もしかしたら妄想が強く出ている時だったかもしれないし、その症状がなくなってからかもしれません。

息子は温水プールに通う高齢の方とよくお話をさせていただいておりました。
手作りのお菓子やお刺身などをいただいて帰ることも数回ありました。

もしかしたら彼女はそんな様子を見てくれていたのかもしれないな・・・とそんな勝手な空想をしている母です。

出会いの場である温水プールには今でも時々通っています。

食欲が強くどうしても太りやすくなっています。

そのため現在も腹筋を続けている息子です。

息子を観察して気付いたこと│交際相手と出会うために行ったこと!コツについて

うみ
  • 出会いの可能性がある場所に行くという行動
  • スタイルを保つ為の努力
  • 明るく前向きな姿勢
  • 周りに好かれる優しさ
  • 身だしなみを整える

あなたの強みを見つけて交際相手と出逢うための具体的な行動に結び付ける!

  • あなたが大切にしている活動は何でしょうか
  • あなたが興味を持っていることは何でしょうか
  • あなたがやっていて楽しいと感じる事は何でしょうか
  • あなたが得意としていることは何でしょうか
  • あなたが自信をもってできる事は何でしょうか

あなたの強みを最大限に生かしてパートナーを見つけてくださいね。

自分の障がいを交際相手にお伝えしていますか?調査データによる回答について

交際相手には障がいを伝えたいと考える人が9割を超えていますね。

息子の場合は?自分の障がいを交際相手に伝えているか?

息子は自分が病気であることを伝えてあると言いました。

病気の具体的な症状については伝えていないそうですが、病名については伝えてあるそうです。
そのため、彼女も薬の飲み忘れがないように心配してくれているようです。

また、息子は就労移行支援事業所に通所しており、事業所で作ったパンやお菓子を販売に出かける販売当番の日があります。

事業所が決めた場所に販売に行くのですが、彼女の勤める職場に販売に行ったこともあるようです。

息子の頑張る姿を彼女は見て知っているんですね。

交際するにあたり、あなたの障がいは何らかの支障になると思いますか?データによる回答について

息子の場合は?交際するにあたり障がいは何らかの支障になると思うか?

障害が日常生活をするうえで支障になると息子は考えています。

息子は現在、クローズで一般就労したいと考えています。
そして、できれば彼女と一緒に住みたいと思っています。

就労移行支援事業所に通いもうすぐ1年になりますが、日によってはどうしても眠い朝があり先日の午前中、息子は事業所をお休みしました。

また、いちばん仲良くしていた利用者仲間が事業所を辞めることになり、がっかりして眠れなくなる日もありました。

一般就労をクローズで挑み、彼女と一緒に住みたいと考えている息子は障害だから起こるこの症状が日常生活をするうえで支障になっており大きな悩みであるわけです。

障害があっても幸せになりたい!

息子は高校1年から病気を発症するその時まで9年間お付き合いしていた彼女がいました。

彼女との別れが病気の発症に繋がったのか?
それとも病気の発症で彼女が別れを決めたのか?

いずれにしても息子にとっては彼女との別れはとても辛く苦しいものでした。

息子の病気の発症まで母親のわたしと息子の繋がりはとても希薄でしたから、彼女は息子にとって本当に頼れる唯一無二の存在でした。

彼女と別れたのは私(母親)のせいだと息子は言いました。

確かにそうかもしれないと思いました。

直接何かをしたわけではありませんが、息子を育てたのはわたしです。

何かに追い込まれたときに対処する方法や逃げ道を作る方法を教えてあげられなかったのはわたしです。

中学2年のころからわたしと息子との間には距離がありました。

その責任はわたしにあります。

そのことについてはここでは記しませんがまたいずれどこかで記すつもりでいます。


息子にまた新しいご縁があり、彼女ができました。
息子は彼女を大切にしています。

女性が喜ぶ夜景の見えるレストランでの外食などもリサーチしています。

そして一緒に出かけ大切な時間を共有しているようです。

唯一無二のかけがえのない存在│幸せな未来!まとめ

あなたもぜひご自分の強みを見つけて交際相手と出逢うための具体的な行動に結び付けてくださいね。

  • あなたが大切にしている活動は何でしょうか
  • あなたが興味を持っていることは何でしょうか
  • あなたがやっていて楽しいと感じる事は何でしょうか
  • あなたが得意としていることは何でしょうか
  • あなたが自信をもってできる事は何でしょうか

息子にとって彼女は唯一無二のかけがえのない存在です。

息子は幸せを掴むため、息子の出来る範囲で努力をしています。
「俺の人生だ!楽しみたい」と息子はよく言います。

息子が彼女と出会うために行った行動は下記のとおりです。

  • 出会いの可能性がある場所に行くという行動
  • スタイルを保つ為の努力
  • 明るく前向きな姿勢
  • 周りに好かれる優しさ
  • 身だしなみを整える

障害があってもなくても人から必要とされたい・・・愛されたいと思う気持ちは同じです。

良い恋愛をするには、就職の準備も必要ですね。
職場での出会いも期待できます。
興味のある方は、下記の就労移行支援事業所、障害者転職エージェントの記事もご覧になってくださいね。

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ABOUT ME
うみ
プロフィール 2019年1月に統合失調症を発症した息子とふたり暮らしながら障害者支援員の仕事をしております、 うみと申します。 就労移行支援員として1年半ほど利用者さんやご家族のサポートをしながらジョブコーチ養成研修も修了しました。 就労移行支援員と兼任して利用者さんの定着支援(企業に働き続ける支援)もしてきました。 現在は障害者支援の2つの仕事を兼任しております。 ~母親目線のメッセージ~ 2021年6月現在息子の症状は安定しています。 先の見えない不安、行動したくてもできない現状、 行政に相談したくてもその一歩が踏みだせない。 そんなあなたに今よりホッとして生きてほしいと思いブログを綴っていきます。 うみさんちにぜひ遊びにいらして下さい。 元気になる話をいっぱいご用意してお待ちしております。