「就労移行支援事業所って何?障害者就職エージェントとの違いは?」と悩んでいませんか?
この記事では【就労移行支援事業所VS障害者就職エージェント】について障害者支援員目線で立証していきます。
1、今のあなたは就労移行支援事業所を利用する方がいいのか?
2、障害者転職エージェント(障害者むけ転職サービス)を利用する方がいいのか?
3、就労移行支援事業所を利用しながら転職エージェントを利用する(両方)がいいのか?
違いがよくわからないからわかりやすく説明してほしい!!
そんなあなたのために、この記事では、それぞれの役割について説明していきます。
自分はどうしたらいいのかな?と悩んでいる方は参考になりますので、 ぜひ記事をご覧くださいね。
ぱっと読むためのもくじ
就労移行支援事業所と障害者転職エージェント│それぞれの役割は?
1-①就労移行支援事業所の役割は?│就労に必要な能力向上の訓練の場
就労を希望する65歳未満の障害のある方に対して、就労に必要な知識や能力の向上のために必要な訓練、就労に関する相談や支援を行うサービスです。
就労移行支援は利用開始から2年以内という期間で就職することを目指していますので、期間は利用がスタートした時点から原則2年と定められています。
通所しながら、
- 会社で働く力を身に付けるための職業訓練
- 就職活動のための履歴書や職務経歴書の作成補助
- ハローワークへ同行してもらう
- 希望の就職先を一緒に探してもらえる
- 実習に参加させてもらえる
また、就職できた際には、
- 入社後の相談
- 入社した会社へ長く勤め続けられるための支援
を受けることができます。
1-②就労移行支援事業所で就労支援員は何をするのか(実例)
- 就職を目指す利用者さんに就労のために必要な目標設定を行います。(面談)
- 面談を行い、自分の強み(ストレングス)について明確にすると共に苦手な事についても聞き取りをします。
- 事業所のプログラムに沿って就労に必要な作業を事業所で行います。
(私の勤める事業所では作業した時間は工賃を支給していましたが、支給されない事業所もあります。) - 利用者さんにあった仕事や利用者さんにあった企業を見つけるため、企業見学や実習の段取りを組み見学には同行します。
- ハローワークや障害者職業センターに同行して登録を行い、利用者さんにとってベストな職場に繋げるサポートを行います。
- 企業との面接が決まり利用者さんの希望があれば履歴書や職務経歴書を一緒に作ります。
- 合わせて企業に対して利用者さんの情報を詳しくお伝えするために書類を作ります。
(これは利用者さんが安心して継続して働くために企業に理解しておいてほしい事について書いていました。) - 就職が決まると利用者さんが継続して働き続けるために定期的に企業訪問を行います。
(私は時間を作りできるだけ職場に行き利用者さんと話をしました。
企業の方とも親しくなることで企業と利用者さんの間に入り困りごとの相談にのりました。) - 利用者さんと定期的に面談を行い、職場定着のサポートをします。
2、障害者転職エージェントの役割は?│求人を応募する段階で頼りになるサービス
障害者転職エージェントは求人を応募する段階で頼りになるサービスです。
病気や障害を持つ求職者と障害者の雇用を希望する企業側との橋渡しを行ってくれます。
自分の障害の特性や配慮してほしい事をエージェントに正確に伝えておくことで、企業側とのミスマッチを防ぎ、自分の障害に対して理解のある職場に就職することができます。
- エージェントの公式サイトの登録
- エージェントからの連絡を待つ
- カウンセリング
- 企業の紹介を受ける
- 応募書類添削(履歴書・職務経歴書などの添削)
- 求人に応募
- 模擬面接を受ける
- 企業面接を受ける
- 内定
- 条件の交渉
- 入社
- 定着のフォロー
を受けることができます。
就労移行支援事業所と障害者転職エージェントの違いは?
就労移行支援事業所と障害者転職エージェントの違いについて表にしてみました。
違いを確認をしながらどちらを利用したら良いのかチェックしてくださいね。
質 問│希望すること | 就 労 移 行 支 援 | 障害者向け転職エージェント |
---|---|---|
自分の病気や障害を理解したい | 同じ障害を持つ仲間と訓練する中で病気の理解や自分の強みについての理解が深まります。 | すでに自分の病気に対する理解がないと難しい。 |
自分のできることとできないを把握したい | 支援員との面談や企業実習で把握できます。 | すでに把握していないと難しい。 |
一般企業で働く力を身に着けたい | 企業で働く力を身に付けるための職業訓練を行います。 | 障害者転職エージェントは求人を応募する段階で頼りになるサービスなので不安なら就労移行へ。 |
コミュニケーション力をつけたい | 企業や同僚にどのような配慮を求めれば働きやすくなるのかが学べます。 | 配慮してほしい事をエージェントに正確に伝えておくことで障害に対して理解のある職場に就職することができます。 |
応募書類の作成を手伝ってほしい | 履歴書や職務経歴書を一緒に作ります。 | 履歴書や職務経歴書を一緒に作ります。 |
自分に合う仕事をじっくり探したい | 利用開始から2年以内という期間で就職することを目指しています。 | 登録してすぐにでもマッチングした求人があれば紹介されます。 |
仕事以外の相談をしたい | 体調に関する相談することなど、必要なサポートを受けることができます。 | 障害者転職エージェントは求人を応募する段階で頼りになるサービスです。 |
スタッフ以外の仲間とも関わりたい | 他の利用者さんと一緒に就職に役立つ知識や必要なスキルを学ぶことができます。 | 障害者の就職・転職に精通したキャリアプランナーとふたりで就職・転職活動を行います。 |
クローズ(一般雇用)を目指したい | クローズ(一般雇用)を目指すことも可能です。 | クローズ(一般雇用)の応募はできません。 |
障害者手帳は必要か | 必須ではありません。 | 必須です。 |
求人を紹介されたい | ハローワークや合同面接会、障害者職業センターへの訪問は同行しますが、求人の紹介はありません。 | カウンセリングの結果に合わせて求人の提案をしてくれます。 |
求人の応募はどうするの? | 自分で行う。 | 応募書類ができたら送付はエージェントが代行してくれます。 |
面接に同行してほしい | 同行します。 | 同行します。 |
就職後のサポートがほしい | 就職後のサポートがあります。 | 就職後のサポートがあります。 |
就労移行とエージェント両方活用できるの? | 可能です。 | 可能です。 |
今のあなたはどちらを利用したらいいのか?
企業に就職すると、決まった日、決まった時間に出社し仕事を行うことが求められます。
安定して通うことに自信のない方は企業に就職して働き続けることは難しいと思います。
就労移行支援「就労に必要な能力向上のために訓練がしたい!」と思ったあなたへ
就労移行支援事業所に通いたいって思うけどどこがいいのかわからない!
あちこち見学に行くのも面倒だし・・・。
そんなあなたへおススメの就労移行支援事業所をご紹介いたします。


障害者転職エージェント「求人を応募する段階で頼りになるサービス」を活用したいあなたへ
おススメの転職エージェントを2つご紹介します。
2021年3月の障害者雇用率制度の改正により採用計画を見直し、活発に採用活動をすすめる企業が増加しているようです。
転職エージェントは無料で登録できます。
(転職エージェントは企業から紹介料の報酬をもらっているのです!)
引用元:dodaチャレンジ障害者のための転職・就職支援サービス
1、就労移行支援と併用もできる就職支援サービス│dodaチャレンジ
↓転職・就職について相談できる「dodaチャレンジ」が気になる方はこちらをどうぞ
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dodaチャレンジは、総合人材サービスのパーソルグループの特例子会社「パーソルチャレンジ株式会社」が運営しています。人材ビジネスのノウハウや企業とのつながりが豊富なだけでなく、特例子会社として実際に障害がある社員も共に働き、障害者個人と雇用する側の双方のニーズをどこよりも深く理解しています。採用する側の視点を踏まえた面接の心得や、自己理解を促進するための講義など、転職活動に役立つ「無料セミナー」も随時開催し、あなたを転職成功へと導く転職求人情報サイトです。
引用元:dodaチャレンジ障害者のための転職・就職支援サービス
引用元:dodaチャレンジ
dodaチャレンジの口コミ│評判
E.I.さん 40代
引用元:障害者のための転職・就職支援サービス│転職事例
統合失調症│転職活動期間4ヶ月│前職システム運用保守│現職IT事務
私が、統合失調症を抱えながら、長期就業できている理由は、3つあります。自分をよく見せようと無理をしないこと、焦らないこと、疾患を理解してくれた方々に恵まれたことの3つです。特に、周囲の理解に恵まれたことは大きかったと思います。私は発症後、早いタイミングで、「統合失調症の自分として、これからを生きていく」ことを受け入れられたのですが、それは家族や周囲のサポートがあってこそと感謝しています。
~統合失調症がある私の実績も一般社員と同様に評価してくれる~
私が統合失調症を患っていると知っているのは、直属の上司と一部の人事担当者だけです。周りの社員は、知りません。同じ部署には社員が15名、客先常駐のSEが30人ほどいる大きな組織ですが、それでも、私の症状が落ち着いているのは、職場の風土や社風がおだやかで、社員が温かいからだと思います。私一人での転職活動だったら、出会えていない会社だったと思います。自分の思い込みを外し、視野を広げ、キャリアアドバイザーの提案を受け入れて良かったです。
2、就労就労移行支援と併用もできる就職支援サービス!│atGPエージェント
atGPジョブトレに加え、atGPの就職支援サービスも活用することで、就職の可能性が広がります。
こんな方にオススメ
- 転職活動の進め方がわからない
- 効率的に転職活動を進めたい
- 自分の可能性を客観的に教えてもらいたい
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引用元:障害者 雇用・採用・求人のアットジーピー障害者 就職・転職の仕事探しをサポートします
atGPエージェントの口コミ│評判
40代・女性・上肢2級・体幹2級(合算1級)・サービス関連企業
引用元:atGP│アットジーピー就職・転職に成功した方の声
二人三脚のサポートが心強く、前向きな就職活動が出来ました。
求人数が多く、選考に落ちても、次に向かって応募を続けていくことができ、どのように修正をしていけば選考通過することができるかが分かる事が魅力だと思います。
また、思ってもいなかった求人を提案して頂き、型にはまらないで活動できたのも良かったです。プランナーが自分の担当としてついて二人三脚で進めていくことができるため、心強かったですし、前向きに就職活動をすることができました。
障害者転職エージェントはクローズ(一般雇用)応募はできない!
良い点:障害について知ってもらった上で働くことが出来るため通院や業務時間、業務内容など配慮してもらうことが出来る。
また就労支援員が企業と利用者さんの間に入り、双方の伝えにくいことなどを上手に伝達することが出来るため利用者さんが職場に定着できる可能性が高くなる。
悪い点:求人の選択肢が狭まる。
障害者転職エージェントはクローズ(一般雇用)応募はできないのでオープンで求人の応募をします。
上記のように、オープンで働く場合、悪い点に書いてあるように求人の選択肢が狭まります。
しかし障害者転職エージェントに登録することにより求人の幅が大きく広がります。
まとめ│おすすめの就労移行支援とおすすめの障害者転職エージェント
今のあなたは就労移行支援事業所を利用する方がいいのか?
それとも障害者転職エージェント(障害者むけ転職サービス)を利用する方がいいのか?
就労移行支援事業所を利用しながら転職エージェントを利用する(両方)がいいのか?
明確になりましたか?
就労移行支援→就労に必要な知識や能力向上のために必要な訓練の場
障害者転職エージェント→求人を応募する段階で頼りになるサービス
でしたね。
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アットジーピー【atGP】
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愛知県名古屋市中村区名駅3-28-12 大名古屋ビルヂング14F
※カウンセリングは、直接お会いする対面式のほか、電話や、チャット、テレビ電話などオンラインでも対応しているようです。