統合失調症の息子(30の日記記事)

09統合失調症の息子│症状悪化│退院後4ヶ月目の様子

6歳頃から自分にはもうひとりの自分がいた


退院から4か月が過ぎました。
昨日、息子は犬の散歩中に鍵を落としてしまいました。
そして本日も、クリニック受診の際に持参するものをどこかに置き忘れてしまったと言います。

調子が良くないようです。そんな中、
「6歳頃から自分にはもうひとりの自分がいた、今日はその自分と話をした」と息子は言いました。

まごまごしてるって意味わかる?


ゴールデンウイーク10連休の私はつい余計な事まで考えてしまいます。
滅入ったり悩んだりしている私の気持ちが息子に伝わったのでしょうか。
朝食の時、「まごまごしているって意味わかる?どうしたの?うろちょろして」など、
息子は私の行動にイライラしている発言をしました。

そして、たわいのない会話から口論になると「俺はキャパシティーが広いから疲れない」
「俺のまねばかりする」「朝から俺に疲れを押し付けてくる」「俺の様子をじっとみてくる」などの不満を口にしました。

そして「母さんとは一緒にいない方がいい」とはっきりと言いました。

不安といら立ちがつのる


私は不安といら立ちがつのり息子の父親(別れた夫)に相談することにしました。
息子も一緒に行きました。

震えた声で「私は疲れ切っていてどうしたらいいのかわからない」そう素直に相談をしました。
大変な病気で辛い思いをしているのは息子だとわかっている。
長期戦だということも、焦っても仕方ないという事もわかっている。
頭では理解していても気持ちがついてこない。
」と。
彼は話を聞いて気持ちを汲んでくれました。
3人で話をした後は私も息子も気持ちが落ち着いていました。
帰宅後は簡単に夕食を済ませ休むことにしました。

統合失調症│病気の知識 


息子には統合失調症という病気の知識を知ってもらい、調子の悪いときは主治医に相談したりゆっくり休んだりしながら少しずつ回復へと向かって欲しいと心から願っています。
そして、息子が悩みを相談できる場所を作るため前向きに行動しようと考えています。

統合失調症│家族会に参加

精神疾患の方を身内にもつ家族が集まり、同じ悩みを語り合い、互いに支え合う会が家族会です。

私は精神の病(統合失調症など)を持つ人の家族が互いに学び合う場で、経験を共有しながら、テキストなどで正しい知識や息子との対応の仕方などを一緒に学んでいこうと決めました。

初めて家族会に参加した日、自己紹介中に私は思いがあふれて言葉につまってしまいました。
震えた声で話をすると家族会のみなさんは目に涙をためながら私の話をじっと聞いて下さいました。

そして、みなさんの近況報告を聞きながら私は(私たちは特別ではないんだ!大丈夫。なんとか頑張れるかもしれない)そう思いました。

一進一退│統合失調症の息子の不調


退院後4か月が過ぎたゴールデンウイークの中日、健康な頃の息子戻った!そう思える日がありました。

昨年購入したエアコンを使用しないので売りたいと言って買い取り業者に電話をして約束を取り付けていたのです。息子が自分で購入したものだし、現在は父親の家にあって今後は使用しないと言うので息子の判断に任せようと思いました。

しかし翌日には「今日は調子が悪い」と言って部屋の入口に寄りかかって座り込んでしまう状態でした。

その日は一緒に外食する予定でしたが中止しようと思いました、しかし会話をした事で少し調子が良くなったのでどうしても行きたいと息子が言うので出かける事にしました。

俺になりかわろうとしている

その翌日も「少し気持ちが悪い」「頭がすっきりしない」と不調を訴えていました。
その日は私に近づきたくない様子が見られました、無理に痰を出し落ち着きません。

不穏になり「2回も死ねと言っただろう?」「俺になり代わろうとしている」などの発言もありました。
「私は誰にもなり代われないし、なり代わりたくもない」私は息子にそう伝えました。
そして、「今のような状態が続くと私も辛い、お薬は忘れずに飲んでいるかな?私は死ねなんて言わないよ」と静かに伝えました。

その日私は午後からの半日を外で過ごすことにしました。
神社に行き神様に手を合わせました。
「息子の病気が良くなりますようにお願いいたします」
不安な気持ちで夕方帰宅すると息子は穏やかな様子になっていました。
そして愛犬の散歩に行き、夕食の野菜炒めを作ってくれました。
私はふと考えました、この10連休、息子に気を使わせていたのかもしれない、
そして適度な距離感が必要なのだと感じました。

音が気になり辛い

息子の調子は安定しません。
長い休みが終わり仕事に出た私にメールが届きました。
「明日美容院に行きたいので予約した」と。
しかし私が仕事から帰ると息子は落ち着かない様子でいました。
体調を聞くと「頭がスッキリしなくてクラクラする」と言います。

もうすぐ航空祭があるため、その練習で飛行機が頻繁に通り音が気になり辛いとも話していました。
(※航空祭とは航空機の展示飛行や地上展示などが行われる恒例のイベントです)

息子もひとりの時間を悩み苦しんでいるのだと思いました。
そして「母さんに思いを伝え少しだけ楽になった」と小さな声で呟きました。

この頃はずっと元気がなく食欲も落ちています。
「体調が悪く美容院の予約をいったんキャンセルしたが、昼寝した後に回復したので行ってきた。」と少しだけ笑顔を見せてくれましたが、
翌日、仕事から帰った私が体調はどう?と尋ねると「悪い、さっき少し吐いた」と言いました。

家の中でもマスクをしており、理由を聞きましたが「意味はない」と答えます。
そして「病院で体調を崩しそうなので次のクリニックの受診日は出来れば一緒に行ってほしい」言うのでそうする事に決めました。

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ABOUT ME
うみ
プロフィール 2019年1月に統合失調症を発症した息子とふたり暮らしながら障害者支援員の仕事をしております、 うみと申します。 就労移行支援員として1年半ほど利用者さんやご家族のサポートをしながらジョブコーチ養成研修も修了しました。 就労移行支援員と兼任して利用者さんの定着支援(企業に働き続ける支援)もしてきました。 現在は障害者支援の2つの仕事を兼任しております。 ~母親目線のメッセージ~ 2021年6月現在息子の症状は安定しています。 先の見えない不安、行動したくてもできない現状、 行政に相談したくてもその一歩が踏みだせない。 そんなあなたに今よりホッとして生きてほしいと思いブログを綴っていきます。 うみさんちにぜひ遊びにいらして下さい。 元気になる話をいっぱいご用意してお待ちしております。