息子は精神障害者保健福祉手帳なんて意味がないといいます。
取得するための手間と精神的な抵抗感があるのだと思います。
実際本人がいらない!と言うからにはどうにもなりません。
解っています。いや、私はわかっていないのでしょう。
だから母さんは嫌だ!と思われるのも仕方がありません。
精神障害者保健福祉手帳のメリットはないの?
障害が原因でなかなか仕事が見つからない、または仕事が継続しない場合、手帳があれば、障害者雇用枠で企業に応募できます。
障害者枠で雇用されると、障害に対して配慮された環境で仕事ができるため、通院等の治療と両立しやすく、無理なく働くことができます。
障害者枠で企業に雇用されると就労移行支援員が、月に1回は企業へ訪問し利用者さんの困り事等について聞き取りを行います。
これは、私が就労移行支援員として働き、実際に企業に通った経験と知識から言えることですが、企業と利用者さんの間に就労移行支援員がいる事は利用者さんが企業で継続して働き続けることに対して大きなメリットです。
企業が利用者さんに伝えにくい事を就労移行支援員が間に入り利用者さんに伝えたり、逆に利用者さんが企業に伝えにくい事を支援員が企業に伝える橋渡しの役割ができるからです。
クローズで企業に雇用されるより、障害者枠で雇用され支援員が見守ってくれることが心強く感じる利用者の方は多くいると思います。
しかし、逆に支援員に職場に来てほしくないと考える利用者の方がいることも確かです。
就労以外では、等級によって所得税や住民税の軽減、自動車税の減免、税金関係以外には交通機関や携帯電話などの割引サービスがあると思います。
利用することにより経済的負担の軽減が見込めると思います。
(ぜひ地域福祉課に連絡をして調べてみて下さい)
就労移行支援事業所に電話をしてしまった
相談支援専門員の方からその日に連絡があった
息子の通う就労移行支援事業所に電話をいれて、思いを伝えた私は仕事に向かいました。
宿直勤務だったのでグループホームの利用者さんへの対応に大忙しで息子の件は忘れていました。
忘れ物を取りに世話人室に行くとちょうどそのタイミングで私の携帯に電話が入りました。
息子担当の相談支援専門員の方からの電話でした。
私が電話をした後、事業所では息子と支援員の方が面談を行ってくれたという事でした。
もし、手帳を申請することに抵抗があるようでしたら無理はいいませんが、そこまでこだわりがないようでしたら、手帳を使う事のメリットを説明させてください。
手帳を申請中だと説明すれば実習を受け入れてくれる企業もあると思います。手帳が発行されるまで3ヶ月位かかるかもしれませんが、その間もこちらで一緒に実習先を探します。
いかがですか?
そうなんですか?
それなら申請してみようかな?
相談専門支援員の方の話では、息子はその選択肢もありかなと考え直したようでした。
思い切って連絡を入れて良かったと思いました。
とはいえ息子の気持ちは変わりやすいので様子を見ようと思います。


辛い時も自分を見失わずにいられたのはTCカラーセラピーや数秘&カラー®を学んでいたから…。
Umi(うみ)がいつも元気な理由を覗いてみませんか?
私は息子の通う就労移行支援事業所に電話をしてしまいました。
正直反省しています。
障害者支援員としては客観的に捉えられることも息子の事となるとダメダメです。
口出しすることが余分なことだと理解しています。
すべては息子が決める事だということも。
これ以上色々言っても言い訳になるので今日はこの辺でおわりにします。