「母さんみたいに考えられない!俺は周りを第一に考える」
退院直後の息子は朝、泣いてしまう日が増えていました。
「自分は優しくしているのどうしてわかってくれないのか?
こんなに優しくしているのに。誰もわかってくれない。」
息子がまだ妄想の中にいて、今は人のために頑張る時だからと言って過ごしていた時期、
私は息子に対して、
そう伝えていました。
今振り返ると私が自分自身に言い聞かせていた言葉かもしれないと思います。
それに対して息子は、
そう返しました。
私は考え込んでしまいました。
「母親を見習って自分の事を第一に考えたいと思います」
息子ひとりでクリニック受診が難しい時期、私は息子の受診に同行していました。
医師に「この頃の様子はどうですか?」と聞かれた息子は、
「変わりありません、温水プールに毎日通っていますが、みんなを癒したり癒されたりしています。
ただ、今後は母親を見習って自分の事を一番に考えたいと思います。」
そう答えました。
変な言い方だった・・・。
そう思いました。
息子と私の間には深い溝があるのでしょう。
私が想像している以上にその溝は深く簡単に埋まるものではないのかもしれないと思いました。
ひとりの人間として自信をもって接していきたい
息子を病気にさせた親。
自分で自分を責め苦しんでいる気がします。
自分が溝を作っているのかもしれないとも思います。
息子は敏感にそれに気付いているから一緒に過ごす事が苦しいのかもしれません。
冷静に考えればわかること。
思い通りにいかないことが多いですね。
普段、若い同僚と過ごす事が多く全てがこれからでいいな・・・と思います。
でも羨ましがっていても始まりません。
今を幸せに生きるための工夫をしていこうと思います。
今後はそんな話もブログで発信していこうと思います。
今日も読んでいただきありがとうございました。
辛い時も自分を見失わずにいられたのはTCカラーセラピーや数秘&カラー®を学んでいたから…。
Umi(うみ)がいつも元気な理由を覗いてみませんか?
息子にとって不利益だったり不愉快だったり、物事がうまくいかない原因は母親である私。
何かというと息子の口から出てくるこの言葉。
「母さんのせいで!!」
息子から事あるごとに私はこの言葉を浴びせられました。
私のせい・・・そうともいえるのか。
いつからか私は反論する気も失せていました。